公益社団法人日本交通政策研究会・関西大学
カーボンニュートラルシンポジウム
脱炭素社会を目指した都市交通政策
このたび、公益社団法人日本交通政策研究会では、下記のとおりシンポジウムを開催いたしますので、ご関心をお持ちの皆様のご出席を賜りますようご案内申し上げます。
1.開催趣旨
脱炭素化は、世界的な動向であり、わが国は「2050年カーボンニュートラル宣言」を表明しています。また、超高齢社会における交通手段の多様化、新型コロナ感染症対応による情報と交通の関係性の変化など都市交通政策を考える背景も大きく変化しています。
そこで、脱炭素社会における都市交通に関しては、道路交通の脱炭素化と公共交通機関を中心とした都市交通のあり方を検討する必要があります。これまでモータリゼーションの進展から運輸部門の地球環境問題が拡大するとともに、超高齢社会に向けた交通手段の多様化が加速する中で、その交通手段の基本的構成や組み合わせと統合により、過大な自動車利用を回避するための脱炭素社会の展望を示すことが可能となるでしょう。
また、道路交通の脱炭素化においては、自動車の電動化を中心とした脱炭素型交通手段の役割分担を明確にすると共に、公共交通機関とシェアリングサービスを含めた統合的なサービスであるMaaSについての議論が必要となるでしょう。
本シンポジウムでは、これからの脱炭素社会を展望し、自動車交通を含め統合された都市交通政策について議論していきたいと思います。
なお、本講演会は、新型コロナまん延防止のため収容人数を制限した会場参加とオンライン配信を併用します。
2.開催日時 令和4年3月4日(金)14:00~17:00
3.開催場所 関西大学東京センター/オンライン併用
東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー9階
サピアタワー3階オフィスロビー総合受付で入館の手続きを済ませ9階へお越しください
https://www.kansai-u.ac.jp/tokyo/map.html
4.共 催 公益社団法人日本交通政策研究会 関西大学
5.参加費 無 料
テキスト 日本交通政策研究会研究双書34「脱炭素社会に向けた都市交通政策の展開」勁草書房
6.参加申込 こちらからお申込みください
参加申込者に参加方法の案内をお送りします。
7.プログラム
14:00~14:05 開会挨拶 山内弘隆(日本交通政策研究会代表理事)
14:05~14:20 課題報告 脱炭素社会を目指した都市交通政策の基本理念
秋山 孝正(プロジェクトリーダー・関西大学)
14:20~15:05 基調講演 脱炭素社会を目指した交通戦略について
牧村 和彦(計量計画研究所)
15:05~15:15 休憩(10分間)
15:15~16:55 パネルディスカッション
テーマ「脱炭素社会の都市交通政策の検討課題と推進方法」16:55~17:00 閉会挨拶 秋山孝正(プロジェクトリーダー)
コーディネーター 宇都宮浄人(関西大学)
パネリスト 牧村和彦(前出)
同上 秋山孝正(前出)
同上 奥嶋政嗣(徳島大学)
同上 小川圭一(立命館大学)
同上 武藤慎一(山梨大学)
同上 井ノ口弘昭(関西大学)
※プログラムは予告なく変更される場合があります
お問合せ先:公益社団法人 日本交通政策研究会
E-mail: office[at]nikkoken.or.jp
Website:https://www.nikkoken.or.jp/